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監修:東静脳神経センター
順天堂大学医学部附属 順天堂醫院脳神経内科 
横山 和正 先生

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視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)とはどんな病気?

視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)は中枢神経系に炎症と障害が起きる疾患です

視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD:Neuromyelitis Optica Spectrum Disorders)は、視神経脊髄、脳などからなる中枢神経系に炎症が起き、障害が生じる疾患です。 神経の障害により視力障害や麻痺(まひ)などさまざまな症状があらわれます。


患者さんの人数は? 男女比は?

NMOSDの患者数は、国内では約6,500人、発症する人の平均年齢は地域によって差はありますが、多くは35~45歳であり、抗体陽性例では約90%は女性と、女性に発症が多いことがわかっています。

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日本には、約6,500人のNMOSD患者さんがいます。NMOSD患者さんの10人中9人は女性です。

難病情報センター 多発性硬化症/ 視神経脊髄炎(指定難病13)

日本神経学会 監,「多発性硬化症・視神経脊髄炎スペクトラム障害診療ガイドライン」作成委員会 編:
多発性硬化症・視神経脊髄炎スペクトラム障害診療ガイドライン2023, p7, 2023, 医学書院.

[利益相反:本書籍の著者にアレクシオンファーマ合同会社より講演料、研究助成金を受領している者が含まれる。]